SSブログ

パリのスリにご用心! [Travel]

P7020456.JPG

夏休み本番、これからヨーロッパにお出かけの方もいらっしゃるかと思いますが、
スリにはくれぐれもご用心ください。
ヨーロッパには何度もフリーで旅しておりましたが、今回初めてパリの地下鉄で
スリにあいましたので、手口など詳細をご紹介します。

日時は土曜の午後、地下鉄はそれなりに混んでいる状態でした。
犯人は女子中学生(もしくは女子高生)の集団です。
手口は ・地下鉄の入口付近に固まって、奥に入れないようにブロックする。
      (中学生くらいの子供たちなので、混んでいる電車の乗り方を知らないのかと
       思っていましたが、それは勘違いでわざと狙った人をブロックしてました)
     ・しまりかけた扉に足を挟んで、注意をひきました。
      (最初は本当に挟まったのかと思い、危ないって声を出したほどでしたが
       それを2~3回続けてやったので、遊んでいるのかと・・・)
     ・そうやって人の注意をそらしている間に、お財布を抜き取り、次の駅でさっさと
      降りていきました。

私自身の敗因としては
     ・一緒にいた連れが電車に乗れたかどうか、そちらを気にしてしまったことと
      足を挟んだ行為に、ずっと注意がいってしまったこと。
     ・地下鉄の回数券を買っていて、それをお財布に入れており、地下鉄に乗るたびに
      お財布の出し入れをしていたため、お財布がバックの一番上に入っていたこと。
     ・日本人は満員電車に慣れているので、地下鉄で周りの人と密着したり、押されたり
      してもあまり気にならないこと。
です。一緒にいた義母もバックのファスナーがあいていましたが、お財布がバックの中の
さらにファスナーが付いた内ポケットに入っていたことと、暑くて脱いだ上着をバックの
一番上に入れていたことで、無事でした。
この話を行きつけの美容師さんにしたら、彼もまったく同じ手口で、バックをあけられ
彼の場合は残ったおせんべいをもったいないから日本に持って帰ろうと、バックの一番上に
入れていたので、事なきを得たそうです。でも、一瞬のことだったのに、おせんべいが
粉々にされていたそうで、プロのスリは本当にすごいです。

ということで
     ・お財布はバックの中のさらにファスナーが付いた内ポケットに入れる。
     ・できれば薄手の上着とか、大き目のタオルハンカチとかなんでもいいので
      邪魔にならないものをバックの上にガードとして入れておく。
     ・女性や子供でも油断しない。
     ・何か気を引く行為があった時は、なおさら注意する(Help meといわれても無視する
      くらいの覚悟が必要です(笑))

驚いたことに、気付かずにバックのファスナーがあいていたということが、
実は何度かありました。
美術館などでも要注意です。
因みにクレジットカードなどは、すぐにその辺で電話を借りて電話をすれば、
日本語対応の方が出てくれて、とても親切に対応してくれますので、
心配はありませんでした。

どうか、皆様、スリなどにあって不愉快な思いをされませぬよう、
楽しい夏休みをお過ごしくださいませ。

nice!(23)  コメント(13)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。