パリ観光(コンシェルジュリ) [Travel]
ノートルダム寺院もあるパリの中心、シテ島にあるコンシェルジュリは、
フランス革命時、牢獄として使われていた建物です。
ここは、マリーアントワネットが捕らえられてから、処刑されるまでの数日間
収容されていたことで有名な場所です。
入ってすぐは、とても広くてきれいなスペースになっており、もともと牢屋として
建てられたものではないことが伺えます。
牢獄の入口は少しわかりにくいのですが、突き当たり左側のショップの
奥からお進みください。
少し進むと、処刑された人々の名前が書かれた部屋があります。
マリーアントワネットの文字が読めますでしょうか・・・
中庭は明るい陽が差し込んでいて、パリのアパートの庭のようでしたが、
張り出した軒の鋭利さを見ると、やはりここが牢獄であったことに気付かされます。
最期の祈りをささげるのでしょうか・・・
中には小さな教会がありました。
少し暗い気分で建物を出たら、そのままお隣のサント・シャペル教会へ。
コンシェルジュリと共通の入場券になっていますから、そのまま流れに沿って
見学ができます。
サント・シャペル教会は、素晴らしいステンドグラスで有名な教会です。
残念ながら、現在(2010年夏)一部工事中でしたが、その代わりといってはなんですが
狭いですけど、バルコニーが開放されていました。
さらにお隣は裁判所でして、裁判→牢獄→処刑→そして教会・・・という流れは
ちょっとぞっとするものがありますが、歴史的にも有名な場所ですし、
見た目にも美しいところですので、一目ご覧になってみてはいかがでしょうか?