SSブログ

ウィンブルドンの楽しみ方 [Travel]

サッカーワールドカップ開催の真っ只中、今年もウィンブルドンは
例年通り開催されました。
この時期は、テニスファンにとっても、夏を待ちわびるロンドンの人々にとっても
待ち遠しい季節です。
ロンドンの中心地から、地下鉄で20~30分のウィンブルドンへ、
いざ観戦に行ってまいりました。

P6290169.JPG
地下鉄のディストリクト線の終着駅がウィンブルドンですが、
テニス観戦には、そのふたつ手前のサウスフィールズ駅で降ります。
降りたらまずは、テニスコートになっている可愛らしい駅のホームをご覧くださいませ。

P6290172.JPG
そして駅前で、イギリス的に一杯のお茶を・・・
カフェの前を通ったレンタカーには、こんな装飾が施されていて
町中でウィンブルドンを、盛り上げている様子がうかがえます。
駅からはバスも出ていますが、歩いても15分ほどですので、
緑多いのどかな住宅地を歩くのも、気持ちがいいものです。

P6290181.JPG
手荷物検査を受け、入場料を払ったら、まずは本日の対戦表を見に行きます。
センターコート、No1コートは、お値段からして高嶺の花ですので
入場料だけで見られるその他のコートの中から、お好みの対戦をチェック。
この日はセンターコートの第一試合がクライシュテルスでしたからちょっと見たかったな・・・
という思いがありましたが、おそらく既に空席はなかったことでしょう。

P6290185.JPG
試合が始まるまでは、様々なコートを見に行ったり、カフェやショップを
のぞいて楽しみます。
さすがに芝のコートは美しい色をしていました。

P6290191.JPG
本日観戦に選んだのは、男子のジュニアのシングルスです。
ジュニアとは思えないほどの体格と迫力で、楽しませていただきました。

P6290194.JPG
ウィンブルドンで観戦の合間に欠かせないのが、
ストロベリーアンドクリームとピムズです。
ピムズとは、ジンベースのリキュールにオレンジなどのスライスとミントの葉をいれ
レモネードなどの炭酸で割ったものでして、暑い夏の日にその爽やかさが
ピッタリな飲み物です。
今回すっかりはまって、帰りの空港でピムズをしっかり買って帰ったほどでした。

P6290196.JPG
のんびり観戦したい方は、大画面のある奥の広場へ。
ここは少し前までは、イギリスの選手ヘンマンにちなんで「ヘンマンヒル」と
呼ばれていたところです。
皆さん思い思いの食べ物や飲み物を広げ、まるでピクニック広場のようです。
ロンドンの人々にとっては、長く暗い冬が終わってのビックイベントですから
日差しの下で、皆さんはじけるように楽しんでいらっしゃいました。

そしてウィンブルドンの季節にロンドンを訪れたら、ぜひ一緒にご覧いただきたいのが
リージェンツパーク内にある、クィーン・メアリーズ・ガーデンです。
ここは平たく言えば王立のバラ園なので、この時期手入れの行き届いた
満開のバラを見ることができます。

P7010394.JPG
地下鉄のベイカーストリート駅を降りて5~10分ほど北へ向かって歩くと
あたりはもう、このような緑いっぱいの町並みになります。

P7010365.JPG
公園の中にはベンチもたくさんありますので、ぜひランチを買ってお出かけください。

P7010374.JPG
英国の名高きガーデニングの世界で、ゆったりとお昼をいただくのは
この上ない贅沢で、すべてにおいて満足できる、そんな時間です。

あれだけの観光名所を抱えるロンドンですから、なかなか時間をとるのは
難しいかと思いますが、朝一番でウェストミンスター寺院とビックベンを見学し、
その後リージェンツパークでバラを見ながらランチ、午後からウィンブルドンへ
移動し、夕方までテニス観戦、その後市内に戻り、ライトアップされた
タワーブリッジを眺めながら、バトラーズワーフで夕食・・・
たとえばこんな一日はいかがでしょうか?
nice!(20)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。