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ソウル世界遺産めぐり(宣陵&靖陵) [Travel]

世界遺産という言葉にはなんともいえない魅力があって、これを見ずに帰れるか、
という気持ちになりがちなタイプの人間です。
今回はソウルの南、大きなショッピングモールのある三成と高級ホテルやマンションがある
江南の中間にある「宣陵」と「靖陵」に行ってみました。

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入口から反時計回りで見学すると、最初に斎室があります。
こちらは祭ごとなどの準備をするところだそうで、要は管理事務所的な建物です。
ここに来るまでも駅から少し歩きますし、この中もかなり広い公園なので
まずはここで一休みすることをオススメします。

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斎室の左手横には樹齢500年の銀杏があり、これはここの守り神だそうです。

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そのまま道なりに森林浴しながら進むと、靖陵があります。
ここは朝鮮王朝第11代王・中宋のお墓です。
正面からまっすぐ伸びた道は、神様の通り道だそうで、人間は立ち入り禁止、
横から見学させていただきました。

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ひっそりとした建物と、その後ろの丸い稜線のバランスがとてもマッチしていて
やわらかい空気が流れているようです。

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お墓の上には登れませんが、神様たちでしょうか、まるで会議をしているかのように
何体もならんでいました。

そこから左奥のほうへ進むと貞顕王后陵があります。
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入口はこんな感じなので、見落とさないようにご注意ください。
あがっていくと
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やはり女性のお墓だからでしょうか、先ほどの靖陵よりかなり控えめな
お墓がありました。

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周りを守る動物に、なぜか羊が多いのが興味深かったです。

さらに道なりに進むと
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最後は宣陵、朝鮮王朝第9代王・成宋のお墓です。
こちらは横の坂を登っていくと、かなり間近で見ることができます。
この公園の周りはビルがそびえたっているので、ここだけ異空間的な感じが
ありますが、それもまたおもしろい対比でした。

P1020490.JPG
優しいお顔で、とても護衛の武将にはみえませんが、お墓を守るように立っていました。
「気をつけてお帰りください」って声が聞こえそうな、そんな感じです。

ソウルの繁華街の街歩きにつかれたら、緑の中を吹き抜ける心地よい風に吹かれながら
世界遺産見学はいかがでしょうか?

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