ソウル散策(光化門広場&景福宮) [Travel]
明洞のホテルに泊まって、北部にある王宮などの見学に行く場合、
贅沢にも朝一番の散策は、清渓川沿いということになります。
この川は明洞の北側を東西に流れていて、ゆったりとした遊歩道も
ついているので、どこに行くのもここを通っていくと気持ちよく到着できます。
しばらく西に向かって歩くと光化門広場の入口と交差します。
韓国の国旗の色を思わせるこのオブジェは、青空にとても映えて
観光のいい目印にもなってくれているようです。
そこから北上すると、遠くに景福宮の門が見えます。
もしかしたらそれなりに距離があるのかもしれませんが、広々とした
緑の道ですから、きっと苦にはならないことでしょう。
到着すると、この大きさ。
下の壁の白と上部のあざやかな色の対比がとても美しく、眩しいほどの
お天気に感謝でした。
この日は偶然にも開天節(建国記念日)で、建国を祝う儀式でしょうか、
目の前で拝見することができました。
勇ましい太鼓の音が、広大な広場に響き渡って、よりいっそう盛り上がります。
ひととおり儀式を堪能した後、ようやく見学開始となりました。
たくさんの建造物がありますが、池ごしに見る慶会楼の美しさはまた格別です。
こちらは当時の宴会場、もとい迎賓館のようなところだそうです。
広大さだけでなく、高い壁で区切られた複雑さなどもあり
「迷子になったら・・・」ということはけして考えないようにと、同行者に伝えたほどです。
かなり奥にすすむと、香遠亭というこれもまた美しい建物があります。
ここまでくると、入口にいた観光客の数が四分の一くらいになり、
ゆっくり観賞できますので、どうかあきらめないことをオススメします。
最後は建国記念日の特別拝観だったかも・・・というたくさんの壷が並んでいる場所へ。
そして最後の最後は、秀吉が朝鮮出兵でここを焼き討ちしたことを
心の中で深くわびつつ、お茶をいただいて帰りました。