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食べつくしソウル [Travel]

お待たせしました、というべきでしょうか。今までもちょこちょこと
美味しいものの写真は載せておりましたが、ここで一気に紹介させていただきます。
はじめにお断りしておきますが、すべて一人で食べたものではなく
三人で4泊5日で食べたものです・・・という無意味な言い訳をしておきます。
また韓国通ではないのでガイドブック情報をもとにですから、地元の方がいくような
お店ではないかもしれませんが、その辺はご了承ください。

まず最初はもっともお気に入りの「マンドゥ鍋」から
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仁寺洞の裏道にある「寺洞麺屋」さんで。
ピリ辛のお出汁に野菜、きのこ、お肉、うどんそして韓国風餃子が入ったもので
食べ応え十分です。
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それに魚介類がたっぷり入った海鮮チヂミも、看板メニューのひとつです。
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付け合せもサラダや春雨の和え物など、嬉しいお皿がいっぱいでした。

お次は、明洞駅のすぐ近くにある居酒屋「草家」さん。
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韓国のお餅を辛いソースで炒めた「トッポギ」を。
最初はピリ辛と思いましたが、次第に箸がすすまなくなるほどの辛さで
食べたいのに食べられない、そんな悲しさがありました。

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もう一品は「ポッサム」です。
かたまりで茹でた豚肉をスライスし、キムチや野菜と一緒に食べる
疲れが一気に飛びそうな一品です。
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さすがは居酒屋、マッコリを注文したら大きなやかんで登場しました。
美味しかったけど、さすがに無理・・・って感じでした。
お店の方、ゴメンナサイ。

三番手はおしゃれな街、三清洞の近くにありながら、地元臭プンプンの
「北村平壌冷麺」さんです。
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ここの名物は「生サムギョプサル」でして、冷凍していない生の豚ばら肉を
オーダー後に切ってくれるそうです。
写真は2人前で、歯ごたえ、肉の旨み、文句なしの一品です。
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それにピビムパプ、いわゆる石焼ビビンバと
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ピビムネンミョン(ビビン冷麺)もいただいちゃったりして・・・
これもかなり辛いものでしたが、辛さだけではない旨みがクセになりそうです。

芝居を観て、やや遅めの夕食ならスープ系を、ということで
「百済参鶏湯」さんでサムゲタンを。
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こちらは普通の鶏で
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こちらはウコッケイのサムゲタン。
見た目にも左右されたのか、好みで言えば普通の鶏のサムゲタンに
軍配があがりました。
思っていたよりも全然あっさりで、鶏の臭みも漢方の臭みもない
身体が芯から喜ぶお味でした。
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やめておけばよいのに、ついついたのんでしまった、鶏肉の炒め物。
大変美味しかったのですが、予想以上の辛さとボリュームでした。

毎朝通ってしまった、ホテル前のお粥やさん。
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お店の名前を覚えていないのですが、ソウルロイヤルホテルのまん前の
日本語で書かれた看板のお店です。ここはお土産用の海苔やキムチも
お安く売っているので、のぞいてみてはいかがでしょうか。

死ぬほど野菜が食べたかったら、江南方面へ下って「元祖サムパプチプ」さんへ。
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テーブルに乗り切らないほどの、生野菜&茹で野菜にキムチなどの副菜の数々。
野菜はおかわり自由だそうですが、完食することすら不可能です。
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この野菜をどうするかというと、薄切りの豚バラ肉を焼いたものやご飯などを
全部包んで食べるのです。
韓国の健康の源、そんな気がしました。

最後は少し寒くなってきた夜にお鍋を、ということでこれも明洞ですが
「ウォンダン・カムジャタン」さんで、「カムジャタン」を。
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これは骨付きの豚肉とジャガイモ、春雨の入ったピリ辛のお鍋です。
お鍋にジャガイモ・・・という意外なこの組み合わせが、とても美味しくて
日本に戻ったらぜひ試そうと思いました。

こうして振り返ると、やはり食べも食べたり・・・でしたね。
心も身体も喜ぶソウルのグルメは、本当にマシッソッソヨ(美味しかったです)!
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ソウル散策(光化門広場&景福宮) [Travel]

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明洞のホテルに泊まって、北部にある王宮などの見学に行く場合、
贅沢にも朝一番の散策は、清渓川沿いということになります。
この川は明洞の北側を東西に流れていて、ゆったりとした遊歩道も
ついているので、どこに行くのもここを通っていくと気持ちよく到着できます。

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しばらく西に向かって歩くと光化門広場の入口と交差します。
韓国の国旗の色を思わせるこのオブジェは、青空にとても映えて
観光のいい目印にもなってくれているようです。

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そこから北上すると、遠くに景福宮の門が見えます。
もしかしたらそれなりに距離があるのかもしれませんが、広々とした
緑の道ですから、きっと苦にはならないことでしょう。

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到着すると、この大きさ。
下の壁の白と上部のあざやかな色の対比がとても美しく、眩しいほどの
お天気に感謝でした。

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この日は偶然にも開天節(建国記念日)で、建国を祝う儀式でしょうか、
目の前で拝見することができました。

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勇ましい太鼓の音が、広大な広場に響き渡って、よりいっそう盛り上がります。
ひととおり儀式を堪能した後、ようやく見学開始となりました。

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たくさんの建造物がありますが、池ごしに見る慶会楼の美しさはまた格別です。
こちらは当時の宴会場、もとい迎賓館のようなところだそうです。

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広大さだけでなく、高い壁で区切られた複雑さなどもあり
「迷子になったら・・・」ということはけして考えないようにと、同行者に伝えたほどです。

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かなり奥にすすむと、香遠亭というこれもまた美しい建物があります。
ここまでくると、入口にいた観光客の数が四分の一くらいになり、
ゆっくり観賞できますので、どうかあきらめないことをオススメします。

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最後は建国記念日の特別拝観だったかも・・・というたくさんの壷が並んでいる場所へ。

そして最後の最後は、秀吉が朝鮮出兵でここを焼き討ちしたことを
心の中で深くわびつつ、お茶をいただいて帰りました。

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ソウル散策(三清洞&北村韓屋村) [Travel]

広大な王宮「景福宮」の東側にある三清洞(サムチョンドン)は、
通り沿いにお洒落なレストランやショップが並ぶ、街並みが素敵なところです。

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まるでヨーロッパの町を歩いているかのような色合いで、女性同士おしゃべりを
しながらの散策や、もちろんデートスポットとしても活用できそうな街並みです。

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ふと階段を見上げると、こんなに可愛らしい方々も・・・
右側は少し小高い山のようになっているので、坂が多くそれもまた
この町の雰囲気作りに、一役かっているかのようです。

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そして、この階段は見ているだけでなく、登らなければなりません。
なぜならこの上に「北村韓屋村」があるのです。

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北村韓屋村は、韓国の伝統家屋が約900棟保存されていて、かつては
上流階級の方々がお住みになられたそうで、さすがに落ち着いた風情がありました。
上のほうは静かな街並みを楽しみ、坂の下のほうに降りてくると、カフェや雑貨、
などなどいろいろなお店があるので、お買い物も楽しめます。

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どこで写真を撮ったらいいだろう・・・と、悩む必要はありません。
ちゃんと地面に書いてありますから。

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そこで撮ったのが、こんな感じ・・・やはり腕の差はでそうな気がして少し
悲しくはありましたが。

階段を登り、坂を下りてくると、喉が渇きますのでカフェで休憩しましょうか。

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カフェ???(読めない・・・)さんにて。

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カフェラテにカプチーノ

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柚子ジュースもいいかも。

ソウルのゴージャスな王宮見学に疲れたら、いにしえの街並み散策でも
美味しいお茶とともに、いかがでしょうか?

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ソウル博物館めぐり(キムチ博物館) [Travel]

地下鉄三成駅は、降りるとすぐにコエックス・モールという一大ショッピング・モールが
ありますし、そのお隣にはロッテ免税店・コエックス店もあるそうなので
お買い物に行かれる方も多いのではないでしょうか。
そのコエックス・モールの中にキムチ博物館があります。
ただし、行かれる方はご注意ください、コエックス・モールのどん詰まりまでいった
さらに地下にありますので、途中であきらめない気持ちが必要です。

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中に入ると、まずは立派な瓶が並んでいます。
キムチ用なのでしょうけど、自宅の糠漬け用、もしくは白菜漬け用に欲しい感じです。

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壁際には、香辛料の展示とともに、様々な説明があります。
驚いたのは、韓国=唐辛子のイメージがありますが、唐辛子もよその国から
渡ってきたもので、それ以前にはまったく使われていなかったということです。
日本で言えば醤油みたいなものが、よその国からのものだなんて、
よほど民族に合ったのでしょうね。

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これは唐辛子を粉にするものでしょうか・・・
なにぶん説明書きが読めないものですから、あやふやではありますが。

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そして、様々なキムチの展示(もちろん生ではなくレプリカです)

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この辺はお馴染みの、キュウリのキムチとか・・・

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要はなんでもいいらしいです。あらゆるものがキムチになるんですねぇ。

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キムチを使ったお料理の写真もたくさんあって、文字は読めなくても
これは大変参考になりました。

最後は試食コーナーもあり、朝からキムチでもいいじゃないですか、
ここはソウルだもの、といいつつフレッシュな数種類のキムチを試食です。
そして、結果的には文字が読めないので、どれだけキムチ作りの参考になったかは
疑問が残るところですが、大丈夫です。
入口でこの本を売ってますから・・・
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もちろん迷わず購入して、キムチ博物館をあとにしました。

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ソウル散策(Nソウルタワー) [Travel]

旅先では、ついつい高いところに登って景色を眺めたくなる、というのが
人間の心情じゃないでしょうか。
ソウルだったら、いわずと知れたソウルタワー、しかも夜景を・・・ということで
明洞駅から歩いて向かってみました。

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明洞駅から南へ10分ほど歩くと、「南山オルミ」という斜面に沿ったエレベーターが
ありますので、とりあえずそれを利用するのが良いようです。
歩道脇から無料で乗れますので、少しずつ街の灯りが小さくなるのを眺めつつ
ケーブルカー乗り場に向かいました。

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南山オルミを降りるとすぐに、ケーブルカー乗り場があります。
こちらは有料、チケットを買って並んでください。
思ったより高くて長いケーブルカーです。オススメは左斜め後ろの夜景でしょうか。

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そして降りるとすぐにこの景色。
今まで街歩きしながら、いろいろなところから眺めてきましたが、
間近で見るタワーの大きさにはビックリします。

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湘南地区にもよくありますね・・・永遠の愛が結ばれるというキーが。
さすがに海外からの観光客も多数訪れる場所なので、キーの多さに驚きました。

そして本来なら、ここからさらにチケットを買ってタワーの上まで登るのですが
チケット売り場のお兄さんが親切にも「50分待ちだよ!」と教えてくれましたので
ここで、断念してしまいました。
後から聞いたところでは、「ソウルタワーの観光はやはり夜がオススメ、
50分待ちというのは最短、週末などは2~3時間は待つ」だそうです。
ご予定に組まれる方は、お気をつけください。因みにこの日は月曜の夜でした。

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タワーの頂上まで登らなくても、これだけの夜景は堪能できます。
タワーがそもそも山の上に建っているので、夜景観賞には十分な高さではないでしょうか。

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最後にもう一度、美しいタワーを振り返って、ケーブルカーを降りました。
ところで、どうしてNソウルタワーというのでしょうか?
Nの意味は、南山(ナムサン)にあるから?
どなたかご存知の方、教えてくださいませ。

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ソウル世界遺産めぐり(宣陵&靖陵) [Travel]

世界遺産という言葉にはなんともいえない魅力があって、これを見ずに帰れるか、
という気持ちになりがちなタイプの人間です。
今回はソウルの南、大きなショッピングモールのある三成と高級ホテルやマンションがある
江南の中間にある「宣陵」と「靖陵」に行ってみました。

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入口から反時計回りで見学すると、最初に斎室があります。
こちらは祭ごとなどの準備をするところだそうで、要は管理事務所的な建物です。
ここに来るまでも駅から少し歩きますし、この中もかなり広い公園なので
まずはここで一休みすることをオススメします。

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斎室の左手横には樹齢500年の銀杏があり、これはここの守り神だそうです。

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そのまま道なりに森林浴しながら進むと、靖陵があります。
ここは朝鮮王朝第11代王・中宋のお墓です。
正面からまっすぐ伸びた道は、神様の通り道だそうで、人間は立ち入り禁止、
横から見学させていただきました。

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ひっそりとした建物と、その後ろの丸い稜線のバランスがとてもマッチしていて
やわらかい空気が流れているようです。

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お墓の上には登れませんが、神様たちでしょうか、まるで会議をしているかのように
何体もならんでいました。

そこから左奥のほうへ進むと貞顕王后陵があります。
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入口はこんな感じなので、見落とさないようにご注意ください。
あがっていくと
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やはり女性のお墓だからでしょうか、先ほどの靖陵よりかなり控えめな
お墓がありました。

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周りを守る動物に、なぜか羊が多いのが興味深かったです。

さらに道なりに進むと
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最後は宣陵、朝鮮王朝第9代王・成宋のお墓です。
こちらは横の坂を登っていくと、かなり間近で見ることができます。
この公園の周りはビルがそびえたっているので、ここだけ異空間的な感じが
ありますが、それもまたおもしろい対比でした。

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優しいお顔で、とても護衛の武将にはみえませんが、お墓を守るように立っていました。
「気をつけてお帰りください」って声が聞こえそうな、そんな感じです。

ソウルの繁華街の街歩きにつかれたら、緑の中を吹き抜ける心地よい風に吹かれながら
世界遺産見学はいかがでしょうか?

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ソウル博物館めぐり(木人博物館) [Travel]

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ソウルの伝統工芸品などのお土産物やさんが多い仁寺洞から少し路地を
入ったところに木人博物館があります。
木人(モギン)とは、昔の葬儀に使われた人形のことのようで、こちらは
この木の人形を展示する、韓国唯一の博物館だそうです。

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なんとも可愛らしく、味わいのある形や表情がとても魅力的です。

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壁いっぱいに、家系図のような展示があります。
残念ながら文字が読めませんが、動物の人形などもまざっていて
おもしろいものでした。

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ふと見上げると、天井にもたくさんのお人形が・・・
まるで山賊の一家のようです。

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こちらは韓国版ウサギとカメ・・・?

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その横でバンザイをしている人も・・・

この様々な表情の人形達とゆっくりした時間を過ごした後は
サービスでお茶もいただけます。
入場料5000ウォンですから日本円で350円くらいでしょうか、
それでお茶まで頂戴するのは申し訳ないくらいです。
メニューに「木人と会うときのお飲み物」と書かれていたのが
この博物館に漂う優しい空気をあらわしているようで、印象的でした。

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いただいたお茶を持って、屋上でティータイムです。
繁華街も近く、周りもビルで囲まれていますが、不思議と静かで
くつろげる空間でした。

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ここにもたくさんのお人形達が、あたたかい表情で見守ってくれています。
帰りは「おじゃましました」そんな言葉がでそうな博物館へ、どうぞお立ち寄りください。

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ソウル散策(明洞聖堂) [Travel]

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韓国というと、儒教の国、親、高齢者を敬い、礼儀正しい若者達というイメージがあり、
それがきちんと根付いているなというのは、街を歩いていても感じることがありますが、
意外にもキリスト教徒も多いそうです。
こちらは正式には、カトリック明洞大教会といって、韓国カトリック教会の象徴だそうです。

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教会は静かな朝の光の中で見たいのですが、敬虔な信者さんのお祈りの
邪魔にならないように、配慮したいものです。
そのためにも、まずは外観から眺めましょうか。
朝陽に輝いて本当に美しい姿です。

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正面にあるイエス像は、女性の彫刻家によってつくられたとのことで
とても優しい表情が印象的です。
これだけでなく、教会の中の壁の彫刻なども、みんな曲線が柔らかく
優しい雰囲気を作っていました。

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正面の扉の彫刻も派手さがなく、慈愛に満ち溢れているようです。

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夜景も大変美しいので、明洞観光もしくはお食事の帰りにでもいかがでしょうか。

教会で穏やかな気持ちの朝を迎えたら、今の幸せに感謝しつつ
朝食をいただきました。
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明洞聖堂のすぐ近くにある「神仙ソルロンタン」さんで、マンドゥ(韓国餃子)入りソルロンタンを。
牛からとった白濁のスープは、見た目からは想像できないほどさらっとしていて
身体にスッと入ってきます。

朝、穏やかな時間を過ごし、感謝しつつ一日を始めるというのは
日常ではなかなか出来ませんが、大切なことだと痛感しました。

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ソウル世界遺産めぐり(宋廟&昌徳宮) [Travel]

「ソウルに行きたい!」という案が出たとき、「メインは食ですよ!」と言ってしまった事を
深く後悔し、反省している今日この頃です。
世界遺産に数々のミュージアム、ソウルは素晴らしい観光都市です。
まず最初は宋廟(チョンミョ)に向かってみました。

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鍾路3街駅方面から入ると、森の中のまっすぐな道の向こうに
宋廟の正面入口が見えます。
10月の朝の少しひんやりした空気の中で、この森を散策するのは
大変心地よい気分です。
残念ながら土曜日以外は自由見学ができませんので、時間を待たれるか
この空気を味わうだけにするかは、その後の予定次第といったところです。

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今回は中には入らず、広大な敷地の周りを延々と囲む美しい塀越しに
昌徳宮方面へ北上しました。

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しばらく歩くと昌徳宮(チャンドックン)の立派な敦化門が見えてきます。
敦化門はソウルに現存する最古の門だそうですので、この門を見るだけでも
価値がありそうです。
この日はたまたま無料で、入口のおじさまに「ロッキィ(ラッキィ)だよ!」と
言われて入場しました。
ここは1405年に離宮として建てられたそうで、朝鮮王朝時代の趣のある文化を
感じることが出来ます。

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ワニの口みたいに見えてしまいました。

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拡大するとこんな感じ。
魔除けだそうですが、とてもユニークで愛らしい姿です。

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一歩入るとこの広大さで、これがまだ本殿に入る前の要は玄関前広場
なので驚きです。

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回廊好きにはたまらない、長くて美しい回廊もありました。

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こちらが仁政殿。
そしてさらに豪華な建造物の数々が続きます。

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屋根裏の装飾ですら、この豪華さ、美しさ。
思ったより赤が強くなく、ベースの色が優しい緑色になっていて
それが建物のいかつさを和らげている感じがします。
見ていて眼に優しい、そして日本人にもすんなりと入ってくる色彩でした。

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迎賓館としても使われたことでしょう。
西洋も感じさせる、優雅な空間です。

さらにこの奥には、後苑と呼ばれている美しいお庭があるようですが
そちらはガイドツアーのみになってしまいますので、お時間のある方はどうぞ。
とりあえず後苑観光はあきらめたとしても、一時間以上はかかりそうです。
中にカフェもありますから途中お茶でも飲みながら、ご堪能くださいませ。

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ソウル博物館めぐり(国立中央博物館) [Travel]

成田空港から約2時間で到着する韓国は、時差もまったくなく週末に気軽に行ける
もっとも近い外国のようです。
そして土曜日のお昼の便で飛び立ったなら、水曜と土曜のみ夜9時まで開館している
国立中央博物館へ直行しない手はありません。

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地下鉄を降りて少し歩くと、この広大な建物が目に入ります。

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正面は写真かと思ってしまったほど、美しいソウルタワーの夜景でした。
向かって右側が常設展、左側が特別展ということで、今回は常設展に
入ることにしました。

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エントランスはドーム型の天井で、奥は中央通路が吹き抜けになっている
3階建ての設計です。
外から見ても、中に入ってみても、とにかくその大きさ、広さに驚かされる
そんな感じでした。

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展示物も多種多様で、土器に武器、宝飾品などなど、見ごたえが十分です。

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ちょっと驚いた顔のような、貝の化石とか・・・

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見事な青銅色の刃物とか・・・

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大変美しい、数々の青磁や白磁とか・・・

そして博物館には欠かせないユニークな展示物
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バードその1

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バードその2

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バードその3

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大きくて立派な仏像も、奥の部屋に鎮座しております。
なんとなく日本の仏像より、全体的にお顔が大きいような気がして
そんな違いも興味深く拝見しました。

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中央吹き抜けの突き当たりには大きな塔が。
このようなものも、周りの人を気にせずゆっくり写真が撮れますので
やはり夜の見学がおすすめのようです。

芸術を堪能したら、さっそくソウル最初のお食事とまいりましょうか。

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やはり最初のお食事は、焼肉!ということで明洞の「韓牛マウル」さんで
牛肉の焼肉と

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ケジャン(生のワタリガニのしょうゆ漬け)をいただきました。
ケジャンは醤油味が結構きいているので、ご飯と一緒がよろしいようです。

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もちろんタダでだまってても出てくる、キムチや副菜の数々も・・・

移動日でも満喫できるソウルは、素晴らしい隣国です。
初日から身も心も本当にご馳走様でした。

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