ソウル散策(南山谷韓屋村) [Travel]
午後便で帰国、ということになると、午前中に何かもうひとつ観て帰りたい!
と思ってしまう、典型的貧乏性日本人観光客です。
そんな時、明洞から歩いていける「南山谷韓屋村」はうってつけではないでしょうか。
ここも伝統家屋がある村ですが、北村韓屋村が上流階級の邸宅だったのに対し
こちらは平民の邸宅が中心だそうです。
そういう説明を読んだからか、なんとなく親しみやすい感じが
建物からも伝わってくるようです。
こちらは台所、昔の日本の土間とあまり変わらないように思います。
懐かしい、と思ってしまうのは、それなりの年齢以上でしょうか。
こちらはオンドル、いわゆる床暖房システムのようです。
かなり古くからこの方式を使っていたようで、ソウルの冬の寒さを
垣間見たようでした。
子供達の遊びでしょうか。少し離れたところからこの中に矢を3本投げます。
やってみてビックリ・・・とても入るものではありません。
童心にかえって、みなさん楽しんでいました。
このような昔の街並みや生活を楽しむだけでなく、ここにはもうひとつ
素晴らしいものがありました。
一番奥のほうに、なにやらあやしげな石のつくりが・・・
中に入ると巨大な円形のものが・・・これはタイムカプセルだそうです。
ソウル帝都600年を記念して、ソウルや市民の生活を表すもの600点を
カプセルに入れて埋めたそうで、開封予定はソウル帝都1000年になる
2394年11月29日だそうです。
残念ながら、その日に立ち会うことは出来そうにありませんが、
こうして文化を大切に伝えていこうとする、ソウルの人々の気持ちに
感動しました。
タイムカプセルに入れた方々の遠い親族の方は
語り継がれていくのでしょうね
なんだか壮大なスケールで
夢というかロマンがありますね!
by amane (2011-12-12 23:09)
韓屋村、1987年に、はじめてソウルに行った時
韓国民族村というのを見学しましたが
もしかすると、同じ場所かもしれません。懐かしいです。
by toshi (2011-12-13 20:36)
nice&コメントありがとうございました。
すぐ寝つける人がうらやましいです。
なかなか寝付けないときは落語を聞きながら寝ます。
今夜は、山の会の納会です。
タイムカブセルを開けるときには、世の中どうなっているのでしょうか。
by kawasemi (2011-12-16 09:34)
2394年ですか。遥かな未来ですね。
壮大な時の流れ
by kakasisannpo (2011-12-16 13:31)
本当に私も懐かしく拝見いたしました。
日本と感じが似ていて、庶民の生活が
垣間見えるようですね。タイムカプセルも
未来の人への伝言ですが、ひどい世の中
になっていなければ良いのですが・・ね。
by pegasas (2011-12-17 16:05)
すごいタイムカプセルなんですね。開ける時の韓国は、わが国はどんなになっているのでしょう・・・。
ドラエモーン、タイムマシンでーー、何て感じで見てみたいですね(笑)
屋根にすごく特徴があるような気がします。
平民の家も立派ですね。
by moz (2011-12-18 13:20)
皆様、いつもご訪問とあたたかいコメントをありがとうございます。
お返事が遅くなりまして申し訳ありませんでした。
こんなにマイペースなブログを、いつも気にかけていただいて
本当に感謝です。ありがとうございました。
by tomoe (2011-12-29 10:06)